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今月15日(水)から月が土星・木星に接近しています。今日19日(日)までが月と惑星を近くに見られるチャンスです。では見られる所は?

月と土星・木星 今日19日(日)まで接近

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今月15日(水)から今日19日(日)までは月が土星と木星に接近しています。

日没後の時間は、南東の空を見上げてみてください。

あさって21日(火)の満月に向けて、東に位置を変えながら、少しずつ満ちてきている月と、2惑星の共演を楽しむことができるでしょう。

今日19日(日)の日没の時間は、札幌17時38分、仙台17時39分、東京17時43分、名古屋17時54分、大阪18時00分、広島18時12分、福岡18時20分、那覇18時29分です。

天体ショー見られる所は?

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15日(水)から続いている天体ショー(月と土星、木星の接近)ですが、17日(金)頃からは台風14号や湿った空気の影響で、観測の難しい所が多くなっていました。ただ、今日19日(日)は、日本付近は高気圧に覆われて、多くの地域で晴れの天気が続く見込みです。このため、広い範囲で月と土星・木星の共演を楽しむことができそうです。

なお、観測する際は、密にならないよう、感染症対策を心掛けた上でお楽しみください。

また、日が暮れた後は気温がぐっと下がりますので、服装でうまく調節するなどして、体調管理に注意が必要です。

あさって21日(火)は満月 「中秋の名月」と重なるのは8年ぶり

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そして、あさって21日(火)は8年ぶりに「中秋の名月」と満月が重なります。

「中秋の名月」は、「十五夜」ともいわれるように、旧暦8月15日の夜に見える月で、一年の中で、最も美しい月と言われています。

気になるお天気ですが、21日(火)の夜は北陸や東北を中心に晴れて、満月を楽しむことができるでしょう。

そのほかの地域は前線や湿った空気の影響で、雲が広がりやすくなりそうです。雲の切れ間に期待したいところです。