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向こう1か月は、暖かい空気が流れ込みやすいため、気温は平年より高い日が多いでしょう。特に9月いっぱいは、気温がかなり高くなる見込みです。一方、10月になると平年並みとなり、一気に冬が近づいたように感じられそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(9月18日~24日)半袖の出番もまだありそう

今日(16日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。1週目は、18日は本州方面に位置する台風14号の影響で、北海道にも南から湿った空気が流れ込み、雨が降りやすくなるでしょう。その後は次第に天気が回復して晴れ間も出ますが、水曜日ごろに次の低気圧が近づき、天気が崩れやすくなります。気温は、今月13日頃から平年よりかなり低い日が続いており、18日頃まで平年並みか低い日があるでしょう。しかし、その後は平年並みか高い日が多く、特に22日頃からはかなり高くなる可能性があります。農作物の管理などに注意してください。内陸を中心に、25度以上の夏日となり、札幌では27度くらいまで上がる日もある見込みです。半袖の出番もありそうですので、完全に片づけてしまうにはまだ早いでしょう。

2週目(9月25日~10月1日)道内最後の夏日に

高気圧と低気圧が交互に通り、日本海側は周期的に天気が変わる見込みです。オホーツク海側と太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多くなりそうです。気温は、平年より高い見込みです。特に26日頃まではかなり高くなる可能性があり、農作物の管理などに引き続き注意が必要です。道内最後の夏日は、例年なら9月29日頃で、一昨年と昨年は10月3日でした。9月いっぱいは気温が高めで経過する今年は、道内最後の夏日も例年通りかやや遅い可能性もあるでしょう。

3~4週目(10月2日~15日)一気に気温が下がり、冬が近づく

3~4週目も、高気圧と低気圧が交互に通る見込みです。天気は日ごとに変わるでしょう。気温は、ほぼ平年並みとなりそうです。2週目までは平年より高くなる見込みですので、急にぐっと気温が下がった印象となるでしょう。月が変わった頃から一気に季節が冬に近づいたように感じられそうです。例年だと、旭川や帯広で初霜が観測されたり、山では初冠雪となる所も増えてきます。峠を運転する予定のある方などは、冬タイヤの準備を始める時期となりそうです。