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16日木曜は、本県水俣市で、最高気温が34.2℃と、猛暑日一歩手前の暑さになりました。また、宮崎空港では、12時間降水量が200ミリ以上と、平年9月ひと月分の半分を超える雨が、たった半日で降りました。台風が近づくにつれて、九州だけでなく、広い範囲で大雨になりますので、土砂災害などに警戒してください。

九州 西側は厳しい残暑 東側は雨雲発達

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16日木曜は、台風14号に近い、九州の西側を中心に、気温がグングン上がりました。

14時までの最高気温は、熊本県水俣市で34.2℃と、猛暑日(最高気温35℃以上)に迫る暑さとなりました。また、熊本県内では、熊本市など計7地点で、最高気温33℃以上を観測しました。

一方、九州の東側では、台風に向かって「暖かく湿った空気」が流れ込んだため、台風から離れていても、雨雲が発達しました。

宮崎空港では、13時10分までの12時間降水量が208.5ミリと、平年9月ひと月分(390.7ミリ)の半分以上の雨が、たった半日で降りました。また、宮崎市では、13時40分までの12時間降水量が170.0ミリと、平年9月ひと月分(370.9ミリ)の4割以上に達しました。

14時現在、宮崎県には「大雨警報」や「洪水警報」「土砂災害警戒情報」の発表されている所があります。

台風が接近・上陸すると 西~北日本の広い範囲で大雨に

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この九州の暑さは、17日金曜はおさまるでしょう。

ただ、台風14号が次第に接近し、17日午後には、西日本に上陸する予想です。そのため、18日土曜にかけては、九州など西日本だけでなく、東日本や北日本の広い範囲で、大雨になるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に、警戒が必要です。できるだけ早く、台風への備えを行ってください。