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台風14号は9日(木)午前9時に「猛烈な」勢力になりました。今週末に沖縄に接近する恐れがあり、警戒が必要です。

台風14号 「猛烈な」勢力に

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9日(木)午前9時、フィリピンの東にある台風14号は「非常に強い」勢力から「猛烈な」勢力に変わりました。

台風の強さは最大風速で決まり、「猛烈な」勢力とは最も強いランクです。台風14号の中心の気圧は935hPa、中心付近の最大風速は55m/s(走行中のトラックが横転したり、住家が倒壊するものがでるほどの風)です。

衛星画像で見ても眼がくっきりしており、発達しているのが分かります。

今週末は沖縄に接近の恐れ

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台風14号は、今後、進路を次第に北西に変えて、「猛烈な」勢力でフィリピンの東を北上するでしょう。11日(土)午後から12日(日)にかけて、台風は勢力をやや落とすものの、「非常に強い」勢力で沖縄に接近する恐れがあります。

沖縄地方の沿岸の海域では、10日(金)から、うねりを伴って波が高まり、11日(土)からしける見込みです。海岸付近には近づかないようにしてください。

また、石垣島や宮古島など先島諸島を中心に11日(土)から12日(日)にかけて大荒れの天気や沿岸の海域では大しけとなる恐れがあります。最新の台風情報を確認し、早めに台風対策をなさってください。

来週以降も台風の動向に注意

13日(月)以降の予報円は大きく、台風の進路や進む速さの予想に幅があるような状況です。台風が予報円の東側を進む場合、九州など西日本にも影響を与える恐れもあります。

また、直接的な影響はなくても、台風周辺の湿った空気が流れ込み、雨雲が発達する可能性があります。最新の台風情報にご注意ください。

今のうちにハザードマップや非常持ち出し袋を確認するなど備えをしておくと安心です。