メイン画像
メイン画像

前線を伴った低気圧の影響で、四国や本州には雨雲がかかっています。特に四国では局地的に雨雲が発達しており、土砂災害警戒情報が発表されている地域や氾濫危険水位を超えている川もあります。

猛烈な雨を観測

きょう8日(水)は、前線を伴った低気圧が日本海を東へ進んでいます。

低気圧や前線に伴う雨雲が四国や本州にかかっており、四国では発達した雨雲があります。アメダスの観測では徳島県海陽町で1時間に107.0ミリ(10時37分まで)の雨が降りました。また、レーダーの解析では徳島県海陽町付近で10時30分までの1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」も発表されました。

高知県東洋町付近でも、9時50分までの1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されています。

土砂災害や河川の氾濫に厳重に警戒を

画像B
画像B

四国の太平洋側では、8日(水)昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴った猛烈な雨が降る恐れがあります。また、中国地方や近畿、東海でも激しい雨の降る所があるでしょう。

午前10時50分現在、高知県や徳島県では土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。降り続く大雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっています。崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地区にお住いの方は、早めの避難を心がけるとともに市町村から発表される避難指示などの情報に注意してください。

画像C
画像C

また、徳島県海陽町を流れる宍喰川では海陽町日比原の観測所の水位が氾濫危険水位を超えました。河川の増水や氾濫、低い土地の浸水にも厳重に警戒してください。