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あす3日(金)の朝は、九州など西日本で、道路が川のようになるほど激しい雨の降る所がありそう。通勤・通学は、いつもより時間に余裕を持ってお出かけを。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意して下さい。

あす3日(金) 大気の不安定な状態が続く

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あす3日(金)は、前線が本州の南岸に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。九州から東北南部にかけて、広い範囲で雨が降り、雷を伴って、道路が川のようになるほど激しい雨の降る所がありそうです。竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

特に、九州や四国では、ちょうど朝の通勤・通学の時間に激しい雨の降る所がありそうです。いつもより時間に余裕を持ってお出かけください。

屋外で雷雲が近づいてきたら、どうする?

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屋外にいる時、雷雲が近づいてきたら、頑丈な建物や車の中に避難するようにしましょう。

木の下での雨宿りは大変危険です。木のそばにいると、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあります。雷が飛び移るのを防ぐために、木や電柱からは4メートル以上離れてください。

万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

屋内では、家の中央に避難しましょう

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雷雲が近づいた場合、家の中にいても、身を守るためにやっていただきたいことが2つあります。

1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。

2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。