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31日も、東海から西は強い日差しが照り付け、雲が多い関東も蒸し暑くなっています。午後はさらに気温の上がる所が多く、夜にかけても暑さが残ります。熱中症に厳重に警戒をしてください。

8月最終日も東海から西は猛暑 熱中症に厳重警戒を

31日も、東海から西はよく晴れて、厳しい暑さとなっています。12時半までに、静岡県浜松市佐久間では36.4℃まで気温が上がっていて、名古屋市や甲府市などでも34℃台となっています。このあとも、東海から九州にかけての太平洋側を中心に35℃近くまで上がる所が増える見込みです。九州(本県、大分県、鹿児島県)、四国(愛媛県、高知県)には熱中症警戒アラートも出ています。熱中症対策は万全にしてください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。