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30日も、関東から九州にかけては危険な暑さで、午前11時半現在、静岡県浜松市天竜区の天竜ではすでに気温が35℃を超えました。16県に熱中症警戒アラートも発表されていて、熱中症に厳重な警戒が必要です。

関東から西の16県に熱中症警戒アラート

30日も、関東から九州は午前中から蒸し暑く、午前11時半現在、静岡県浜松市天竜区の天竜ではすでに35℃を超えて猛暑日となっています。そのほか、岐阜県多治見市や愛知県新城市、千葉県市原市の牛久、高知県四万十市の中村などで34℃台まで上がっています。このあと、東海や関東甲信の内陸を中心に猛暑日の地点が続出し、体温を超えるような暑さになる所もありそうです。

熱中症警戒アラートが関東甲信(栃木県、千葉県、神奈川県、山梨県)、東海(静岡県、愛知県、三重県)、近畿(和歌山県)、中国地方(広島県)、四国(香川県、愛媛県、高知県)、九州(福岡県、長崎県、本県、大分県)の16県に発表されています。熱中症対策は万全にしてください。

新しい生活様式における 熱中症予報行動のポイント

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新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するには、ポイントが5つあります。

①適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。

②できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。

③喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

④エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

⑤日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。

高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。