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26日(木)の関東地方は強い日差しで気温がさらに上昇。東京都心の最高気温は35℃の予想。今年2回目の猛暑日の可能性も。二十四節気の「処暑」を過ぎていても暑さは収まる気配はまだなさそうです。

26日(木)の関東 強い日差し 山沿いでは天気急変注意

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26日(木)の関東地方は、南に中心を持つ高気圧に覆われて、南部を中心に晴れるでしょう。日中は強い日差しが照り付ける見込みです。北部も昼頃までは晴れ間が出るでしょう。ただ、午後は山沿いを中心に天気が急変するおそれがあります。急な激しい雨や雷雨にご注意ください。

各地で「危険なレベル」の暑さに

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関東地方は、日中は、強い日差しと暖かな南風で、各地で気温がグングン上昇しそうです。25日(水)よりも一段と気温が高くなるでしょう。最高気温は、各地とも平年より3℃から5℃くらい高く、都心は35℃くらいまで上がる見込みです。谷や前橋では36℃くらいと、25日(水)よりも猛暑日の所がぐっと増えそうです。

都心では8月10日に今年初めて猛暑日を観測して以来、猛暑日を観測していませんが、26日(木)は今年2回目の猛暑日になる可能性もあります。熊谷は8月20日以来6日ぶり、前橋は8月10日以来16日ぶりの猛暑日でしょう。関東の各地で「危険なレベル」の暑さとなりそうです。

処暑を過ぎて… 暑さいつまで続く?

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8月23日は二十四節気の「処暑」でした。暑かった夏も終わりを告げる頃ですが、関東では「処暑」を過ぎても、真夏のような暑さは収まる気配はなさそうです。週間予報を見ても、8月いっぱいは都心をはじめ、横浜や千葉、熊谷、前橋なども30℃以上の真夏日が続く見込みです。特に29日にかけては35℃以上の所がありそうです。残暑が厳しいでしょう。

この夏、都心で猛暑日になったのは8月10日に観測した一日だけですが、昨年(2020年)の8月には都心では猛暑日が11日間もあり、9月に入ってからも猛暑日を観測しました。一昨年(2019年)も9月に猛暑日を観測しています。この先、9月に入っても暑さには油断ができないでしょう。熱中症には、引き続き、警戒をしてお過ごしください。

熱中症の応急処置のポイント

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。