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きょう20日の九州は南から流れ込む湿った空気や上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。局地的に激しい雨が降るおそれがあるため、土砂災害などに引き続き警戒が必要です。九州は週末にかけても激しい雨が降る恐れがあります。

きょう20日 局地的に激しい雨 土砂災害に警戒

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九州は、太平洋高気圧の周辺部に沿って流れ込む湿った空気と、上空に北から流れ込んでいる寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。

きょう20日は、朝から九州南部を中心に雨雲が発達しており、1時間雨量は朝方に鹿児島県南さつま市で65.5ミリ、甑島の中甑で55.5ミリの非常に激しい雨が観測されました。

九州はこれから午後にかけても、雨が降りやすく、激しい雨が降る所がある見込みです。

これまでの雨で、鹿児島県内で土砂災害の危険度が高くなっている所があります。また、九州北部も先週からの記録的な大雨で、わずかな雨でも土砂災害が起こりやすくなっている恐れがあります。危険な崖や山から離れておくなど、引き続き土砂災害への注意・警戒が必要です。

週末も激しい雨に警戒 来週は次第に晴れ間

九州は週末も湿った空気の流れ込みが続くため、雨が降りやすく、局地的に激しい雨が降る恐れがあります。土砂災害などに引き続き警戒が必要です。

来週は太平洋高気圧の勢力が徐々に強まってくると予想されます。来週の前半はまだ九州北部で雨が降る所がありますが、九州南部から次第に晴れ間が多くなってくる見込みです。それとともに、来週は次第に暑さが戻ってきそうです。