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向こう1か月は、気温は平年並みか高い見込みです。降水量は平年並み、日照時間は平年並みか少ないでしょう。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(8月21日~27日) 明日と明後日は熱中症や食中毒に注意

今日(19日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。期間のはじめは高気圧に覆われて、晴れる所がありますが、その後は気圧の谷や湿った空気の影響で、雲が広がりやすく、雨の降る日があるでしょう。気温は日本海側で平年より高く、オホーツク海側や太平洋側でも平年並みか高い予想です。また、明日(20日)と明後日(21日)は、日中は晴れる所が多くなり、内陸では最高気温が30度前後まで上がる所がある見込みです。引き続き、熱中症や食中毒に注意が必要です。明日と明後日の最低気温は広く15度前後となるため、日中と朝晩の気温の差にも注意して下さい。

2週目以降(8月28日~9月3日) 日中は夏日も朝晩は秋らしく

高気圧に覆われる日や、気圧の谷の影響を受ける日があり、天気は数日の周期で変わる見込みです。気温は全道的に平年並みか高めで経過するでしょう。日中は内陸や道南などでは25度以上まで上がり、夏日となる所もあります。ただし、記録的な暑さとなった今年の夏とは違い、朝晩は北海道らしくなり、吹く風や虫の鳴き声に秋を感じる日も増えてきそうです。

3~4週目(9月4日~17日) 季節はぐっと進んで秋を実感

高気圧に覆われる日や、気圧の谷の影響を受ける日が交互にやってきて、天気は平年と同様に数日の周期で変わる見込みです。気温は全道的に平年並みとなり、8月までの残暑の影響もあって、一気に季節が進んだように実感できるでしょう。なお、9月上旬の日中は25度前後まで気温の上がる日もありますが、中旬からは最低気温を中心に気温が下がってきます。

また、季節の変わり目である9月は竜巻などの激しい突風の多い月でもあります。気象情報では、大気の状態が不安定というキーワードに注意して、雷注意報や竜巻注意情報が発表された時は安全で頑丈な建物に避難するようにして下さい。