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18日も、九州では、停滞する前線の影響で、大雨が続いています。あす19日にかけて次々に発達した雨雲がかかるでしょう。自治体が発表している情報などを確認して、災害の危険のある場所にいる人は、早めに安全な場所に避難してください。

鹿児島県で猛烈な雨を観測

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18日も、停滞する前線の影響で、九州には南部を中心に発達した雨雲がかかっています。

鹿児島県肝付町の内之浦では、9時44分までの1時間に91.0ミリの猛烈な雨を観測し、統計開始の1976年以来、8月の1位の値を更新しました。

九州 次々に発達した雨雲 あす19日も局地的に激しい雨

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九州では、8月11日0時から18日10時までの総雨量は、長崎県雲仙岳で1240.5ミリ、佐賀県嬉野市で1171.0ミリ、福岡県大牟田市1027.0ミリなど、1000ミリを超え、嬉野市や大牟田市では、平年の年間雨量のおよそ5割に達しています。

これまで大雨により、土砂災害の危険度が非常に高まっている所があります。

九州では、南部は、18日昼過ぎまで局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。北部、南部ともに19日にかけて、局地的に激しい雨が降る見込みです。土砂災害や浸水害、洪水害の危険度が、さらに高まる恐れがあります。

崖など危険な場所には近づかないで

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土砂災害の兆候には

・川が濁ったり、木が流れたり、土臭いにおいがしたりする

・降雨が続いているのに、川の水位が減少する

・斜面(崖)から物音がする、石が落ちてくる、水が浸みだす

・地面に亀裂や段差が生じる、木が傾いたり、地面が揺れたりする

・地鳴りがする

などがあります。

少しでも異変を感じたら、災害から身を守るために、直ちに安全な場所へ避難してください。異変を感じなかったとしても、崖や急な斜面などの近くは危険です。自治体が発表している情報などを確認して、災害の危険のある場所にいる人は、早めに安全な場所に避難してください。すでに避難している人は引き続き安全な場所で過ごすようにしてください。