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お盆期間中は、大雨に警戒が必要な地域が多くなっています。自動車の運転など、交通への影響に注意・警戒が必要です。無理な外出は控えるようにしてください。

秋雨前線による大雨 道路にも広く影響 無理な外出は控えて

九州から中部地方では、この週末にかけて活発な前線の影響で「梅雨末期のような災害級の大雨のおそれ」があります。ちょうどお盆期間に重なるということもあり、移動が多くなる期間でもありますが、交通網が大きく乱れる可能性もありそうです。

道路の影響予測を確認すると、広い範囲で週末にかけて気象影響の非常に高いリスクがある予想となっています。無理な運転はせず、出控えの選択もするようにしましょう。

外出が避けられない方は、余裕を持った移動や帰省の計画を立てるようにしてください。また、最新の気象状況に注意して、予定をいつでも変更できるようにしておくようにしましょう。

大雨の中 車を運転して避難する場合 注意点は

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大雨の中、避難所へ車を運転して移動する場合でも、油断はできません。注意点は2つあります。

1つめは、雨の降り方が強い時には、いつも以上に慎重な運転をすることです。1時間に20ミリ以上の雨が降ると、ワイパーを速くしても見づらくなります。さらに、1時間に30ミリ以上の雨が降る場合は、高速で走っている時にブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こる恐れがありますので、注意が必要です。

2つめは、避難場所へ向かう道を選ぶことです。降り続いた雨によって川が増水していたり、車道が冠水していたりすることもあります。川からなるべく離れた道を選んでください。車が水に浸かると、ドアが開かなくなって車内に閉じ込められたり、車のエンジンが停止したりする恐れがあります。さらに、水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。大雨で冠水した道路は、川との境目が分かりにくいので、無理をしないで、車で避難するのをやめるのも、選択肢の一つです。