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きょう12日(木)15時30分現在、東海地方の広い範囲に雨雲がかかり、局地的に地面を叩きつけるような激しい雷雨となっている所もあります。

この先も、雨の降りやすい状態が続くでしょう。土砂災害などに厳重に警戒が必要です。

この先も雨が続き、雨量は更に増える

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秋雨前線が本州付近に停滞し、東海地方には湿った空気が次々と流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。

きのう11日(水)からの降り始めからの雨量は、きょう12日(木)15時までで、

三重県の上野(伊賀市)で71.0ミリ、三重県の白山(津市)で66.5ミリ、静岡県の御前崎市で47.5ミリ、愛知県の蒲郡市で45.5ミリを観測しています。活発な雨雲が次から次へとかかる三重県や愛知県、静岡県で雨量が多くなっています。

あす13日(金)にかけても、激しい雨や雷雨となり、大雨となる所があるでしょう。あす13日(金)にかけて予想される1時間降水量は、多い所で30ミリ~40ミリです。バケツをひっくり返したような激しい雨が降り、道路が一気に川のようになることもあるでしょう。雨の降り方に十分注意して下さい。

14日(土)にかけても断続的に雨となり、総雨量は更に増えていきそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、最新の気象情報をこまめにチェックするようにしましょう。

土砂災害の前兆

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長く雨が続くと、地盤が緩んで、土砂災害の危険が一層高まります。

土砂災害の前兆は、斜面のひび割れ、異様な音・におい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出すなどです。また、雨が弱まったり、止んだりしていても、発生する場合があります。

最新の気象情報や気象庁のHPにある「キキクル(危険度分布)」で、自分の住んでいる地域の情報を確認して、危険な場所には絶対に近づかないようにして下さい。