メイン画像
メイン画像

これから18日(水)にかけて、西日本付近には前線が停滞し、15日(日)ごろまでは活動の活発な状態が状態が続く見込みです。

中国地方は、向こう一週間も雨の降りやすい天気が続き、特にお盆の期間中は非常に激しく降るところがあるでしょう。

長雨になり、日に日に地盤も緩んでくるため、土砂災害には厳重な警戒が必要です。また、低い土地の浸水や川の増水・氾濫に対して警戒が必要です。

きょう(12日) このあとの雨は山陽の沿岸部が中心に

画像A
画像A

12日の午前中に山陽にかかっていた活発な雨雲はやや南下し、山陰や山陽の北部ではいったん雨のやんでいるところがあります。

午後は、九州から進んでくる雨雲が瀬戸内海付近を通過するため、雨の中心は山陽の沿岸部や島しょ部になる見込みです。局地的には、雷を伴って激しく降るおそれがあります。

お盆の期間中は集中豪雨に要警戒

画像B
画像B

13日(金)から15日(日)にかけて、中国地方には暖かく非常に湿った空気が流れ込み、局地的には雷を伴って非常に激しく降る見込みです。

「線状降水帯」が発生した場合は、同じ場所で非常に激しい雨が降り続き、短時間で雨の量が多くなるおそれがあります。

また、激しい雨が降らない場合でも長雨になるため、土砂災害の危険性が次第に高まることが考えられます。

お盆の期間中は、最新の気象情報や自治体からの避難情報に十分に注意し、早めの避難行動に結びつけることが大事です。

なお、雨雲の予想には誤差があるため、最新の情報でご確認ください。

これからの予想雨量

画像C
画像C

今後の予想雨量は、いずれも多いところで、13日正午までの24時間で、山陽と山口県で150ミリ、山陰では120ミリです。

その後、14日正午までの24時間で、山陽と山口県で200ミリ~300ミリ、山陰では100ミリ~200ミリです。

島根県と広島県の北西部では、先日の台風9号で記録的な大雨の降ったところがありました。

この後、さらに8月1か月の平均雨量を大幅に上回る雨が降るところもあるため、特に土砂災害には厳重な警戒が必要です。

いざ避難という場合には

画像D
画像D

避難する場合には、次の点にご注意ください。

夜になると危険な場所が分かりにくくなるため、明るいうちに避難することが大事です。

その時には近所の人にも声をかけて、二人以上で避難するようにしましょう。

また、常に両手が使えるように、荷物はリュックにまとめましょう。

長靴では水が入ると歩きにくくなりますので、底が厚めのスニーカーにすることも忘れないようにしましょう。