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本州付近に停滞する前線に向かって、南から暖かく湿った空気の流れ込む状態が続くため、四国地方ではお盆明けにかけて雨の降りやすい状態が続き、お盆期間を中心に大雨となるおそれがあります。

すでに立秋を迎えていますので、停滞が予想される前線は秋雨前線ということになりますが、梅雨末期にみられるような雨の降り方になる可能性があり、12日(木)以降は土砂災害発生のおそれもありますので、今後の情報にご注意ください。

13日18時までに予想される降水量(多い所)

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11日(水)昼時点では東シナ海から四国の南にのびる前線が、11日(水)夜には四国地方まで北上し、その後、本州付近に停滞する見込みです。

この前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になるため、四国地方では13日(金)にかけて大雨となるでしょう。その後も雨の降りやすい状態は続くため、雨量はさらに増える見込みです。

12日(木)以降は土砂災害発生のおそれもありますので、気象台や自治体から発表される最新の情報にご注意ください。

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12日(木)~18日(水) 梅雨を思わせる長雨

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四国地方は、13日(金)にかけて大雨となり、その後もお盆明けにかけては雨の降りやすい状態が続き、大雨が続くおそれがあります。

高松や徳島など、一時的に天気が回復し、晴れ間が戻るときもある予想ですが、それまでの雨の降り方によっては、地盤が緩んでいたり、河川や用水路の水量が大幅に増えていたりする可能性があります。雨が降っている間はもちろん、雨の止み間も、急な斜面や増水した河川・用水路には近づかないようにしてください。

最高気温は平年より低い日が多く、大幅に低くなる日もありそうですが、30度を超える予想の日もあり、蒸し暑くなる日もありそうです。また、最低気温は平年並みの日が多く、寝苦しい夜は続きそうですので、体調管理には引き続きご注意ください。

19日(木)~24日(火) 天気回復も、再びうだるような暑さに

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21日(土)頃までは、まだ傘マークが目立ちますが、次第に晴れる時間が多くなるでしょう。ただ、それと同時に最高気温は連日30度越えの予想となっており、再び暑さが戻り、残暑が厳しい見込みです。

人は暑い日が続くと体が慣れて暑さに強くなり、ある程度、熱中症にかかりにくくなります(暑熱順化)。ただ、一旦、暑熱順化しても、涼しい環境で数日間過ごすと簡単に元の状態に戻ってしまいます。そのため、「お盆休みなどの連休明け」や「涼しい日が続いたあとに暑さがぶり返した日」は特に熱中症に注意・警戒が必要です。