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お盆期間は九州から関東で大雨の恐れも。11日(水)は西から前線が延び、12日(木)以降は本州付近に秋雨前線が停滞するでしょう。九州から東北で広く雨が降り、活発な雨雲のかかる所もありそうです。

元台風9号の影響が続く

10日(火)、台風9号から変わった低気圧が東北を通過し、三陸沖を進んでいます。

北陸から北海道を中心に大雨となっています。24時間雨量が北海道函館市泊町で300ミリを超え、観測史上1位(2003年以降の観測)の雨量となりました。

午後4時現在も北陸と東北の所々に雨雲がかかり、北海道は広く雨が降っています。引き続き土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水、暴風や高波に警戒してください。

11日(水)西から前線が延びる

11日(水)は西から次第に前線が延びてくるでしょう。西から次第に発達した雨雲がかかりそうです。九州は南部では朝から、北部も午後は雨や雷雨になり、局地的に激しく降るでしょう。中国、四国、近畿は午前中は大体晴れますが、午後は雲が増えて、所々に雨雲や雷雲がかかりそうです。

一方、東海と関東は日中は強い日差が照り付けて、猛烈な暑さが続くでしょう。北陸と東北は雲が広がりやすく、雨や雷雨の所がありそうです。北海道は午前中は雨が降りますが、午後は次第に天気が回復しそうです。

12日(木)以降 前線停滞 大雨の所も

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12日(木)以降は本州付近に秋雨前線が停滞し、本州付近を低気圧が度々通過する予想です。前線の活動が活発化する日もあるでしょう。

12日(木)以降は九州から東北にかけて広く雲に覆われ、雨が降りそうです。特に、九州から近畿では11日(水)から14日(土)にかけて、東海、北陸、関東は13日(金)から14日(土)頃にかけては活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。15日(日)からは前線が北上し、東北や北海道で雨脚が強まるでしょう。雨量が多くなる恐れがあります。

お盆期間は広く雨が降り、大雨の恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。

日頃からできる備え

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この先は早くも秋雨シーズンになりそうです。また、台風シーズンにも入っており、大雨に注意が必要な時期となっています。日頃から大雨への備えをしておくと良いでしょう。

国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。ハザードマップを確認して、家の周辺で浸水の可能性がある場所や、土砂災害の危険性の高い場所を把握しておきましょう。避難場所も確認してください。避難場所は災害の種類によって異なります。「浸水や土砂災害の場合の避難場所」をしっかり確認するようにしましょう。避難場所までの避難経路を把握し、河川が増水した場合や高潮・高波でも安全に避難できるか確認してください。

また、万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。懐中電灯などの電池が切れていないか確認しておいてください。食べ物は、賞味期限の近いものから食べていき、食べた分を補充するようにしましょう。