メイン画像
メイン画像

5日木曜午後、関東甲信では、土砂降りの雨になっている所があります。今夜にかけて、局地的に「滝のような雨」の降るおそれがありますので、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意が必要です。

関東甲信 雨雲が発達中

画像A
画像A

5日木曜の午後、関東甲信地方では、湿った空気や、日中の暑さの影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。

そのため、13時40分現在、標高の高い所を中心に、あちらこちらで雨雲が発達しています。群馬県片品村では、13時10分までの1時間に25.0ミリの「強い雨」を観測しました。

この大気の不安定な状態は、今夜にかけて続くでしょう。雷を伴った「激しい雨」や、「非常に激しい雨」が降り、大雨となる所がありそうです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。

上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るには

画像B
画像B

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。

上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るポイントは3つ。1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。