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きょう(4日)は、きのう(3日)以上に気温が上がり、午後3時までの最高気温は山梨県甲州市勝沼で39.7℃と、今年の日本最高気温をマーク。また、35℃以上の猛暑日地点は、180地点以上と今年最多に。あす5日は更に猛暑レベルがアップ。熱中症に厳重な警戒が必要です。

勝沼39.7℃ 今年の最高気温マーク

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きょう(4日)は、きのう(3日)以上に気温が上がり、午後3時までの最高気温は山梨県甲州市勝沼で39.7℃と、今年の日本最高気温をマークしました。また、35℃以上の猛暑日地点は、北海道~九州にかけて180地点以上と今年最多に(これまで7月20日の118地点が最多)。また、30℃以上の真夏日地点は、今年初めて800地点を超え、全国のアメダス約9割で真夏日となりました。

北海道札幌市は33.1℃と、15日連続30℃以上の真夏日。東京は34.5℃、名古屋は34.9℃と猛暑日にはなりませんでしたが、厳しい暑さが続きました。大阪は36.2℃と、きのうより5℃くらい高く体に堪える暑さとなりました。広島35.8℃、松山36.1℃、福岡36.1℃などで今年一番の暑さとなりました。

あす5日 猛暑のレベルアップ

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あす5日は、更に猛暑のレベルがアップします。夜も気温が下がらないため、西日本や北陸では朝のスタートから30℃近い所がありそうです。日中は強い日差しの元、ハイペースで気温が上がり、最高気温35℃以上の猛暑日地点は、200地点を超える予想です。予想最高気温は、大分県日田市や山梨県甲府市で38℃ですが、40℃に迫る暑さとなる可能性があります。本、佐賀、大阪、山形などで37℃、名古屋36℃、東京35℃、札幌33℃など、危険な暑さとなりそうです。

猛烈な暑さは、少なくとも6日まで続く見込み。7日~9日は台風や湿った空気の影響で広い範囲で雨となるため、猛烈な暑さは一旦収まりますが、その後はお盆にかけて再び猛暑日地点続出となりそうです。適切にエアコンを使用し、こまめに水分補給や休憩をとり、熱中症に厳重な警戒が必要です。

熱中症に厳重に警戒

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。