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きょう4日午前9時、南シナ海で台風9号が発生しましたが、さらに沖縄の宮古島の南にある台風のたまごが今後24時間以内に台風になる見込み。2つの台風が、3連休に影響を与える恐れがあるため、今後の動向に注意が必要です。

台風9号と台風のたまご

きょう4日午前9時、南シナ海で台風9号(ルピート)が発生。4日正午現在、中心気圧は994hPa、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。今後は、予報円の真ん中を進むと8日(日)に東シナ海へ進む見込みですが、予報円がかなり大きく、発達具合も不確実です。

また、沖縄の宮古島の南には、台風のたまご(熱帯低気圧)があります。今後24時間以内に台風となり(台風となれば10号)、6日頃にかけて沖縄地方に接近する可能性があります。その後、7日には奄美地方に、8日から9日にかけて西日本から東日本に接近するおそれがあります。ただ、予報円が非常に大きく、本州をすっぽりと覆うほどの大きさのため、コースや速度のブレは大きいとみていますが、今後の動向に注意が必要です。

ダブル台風と海面水温

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このところ日本の南には次々に熱帯低気圧が発生した影響で、日本の南の海面水温は平年より1℃~2℃低く、27℃前後となっています。先月、台風6号が沖縄を直撃した時の海面水温は、30℃近くあったため、それに比べると台風を非常に発達させるほどの海面水温ではありません。極端に発達する事はないと思われますが、宮古島の南の台風のたまごは、3連休は本州に影響を与える恐れもあるため、今後の情報に注意が必要です。