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きょう(4日)は、猛暑のギアが一段上がります。35℃以上の猛暑日地点は今年最多の150地点以上、東京も今年初猛暑日になる予想です。熱中症警戒アラートは、今年最多の39都府県に発表中。熱中症に厳重な警戒が必要です。

ハイペースで気温上昇中

けさ(4日)は、朝から気温が高く、午前9時までの最低気温は、東京25.7℃、札幌25℃と今年一番の暑さ。北陸では最低気温が28℃を下回らなかった所も。朝のスタートから気温が高い事に加え、日中は日差しと南風できのう(3日)以上に気温がハイペースで上がっています。すでに午前中から山陰~東北の所々で35℃を超え、新潟県秋葉区(新津)では午前10時半過ぎに36℃を超えてきました。最高気温は、本市や甲府市で37℃、福岡市と大阪市、名古屋市で36℃、東京35℃など、猛暑日続出となりそうです。東京は猛暑日になれば、今年初です。北海道は曇りや雨で、きのうより気温が下がる所がありますが、それでも、札幌市33℃、旭川市32℃など湿度が上がり、厳しい暑さとなりそうです。

熱中症警戒アラートは、今年最多の39都府県に発表中。適切に冷房を使用し、こまめに休憩や水分をとり熱中症には十分に注意しましょう。

熱中症に厳重警戒

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。