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4日(水)も全国的に厳しい暑さとなる予想で、広く熱中症警戒アラートが発表されています。特に関東では3日(火)より暑さが増し、東京都心も今年初めて猛暑日となるでしょう。

3日(火) 新潟県で39.1℃を観測

3日(火)は広く厳しい暑さが続きました。特に山越えの風が吹き、フェーン現象となった北陸を中心に体温超えの暑さとなりました。新潟県三条市では最高気温が39.1℃まで上がり、全国で今年一番の暑さを更新しました。

また、東京都心は32.9℃まで気温が上がり、1週間連続で真夏日となりました。

4日(水) 関東ではさらに暑さ増す

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4日(水)も広く体にこたえる暑さが続くでしょう。最高気温は北海道から沖縄にかけて広く30℃以上で、所々で35℃以上の猛暑日となりそうです。

なかでも、3日(火)よりさらに暑さのレベルがアップするのが関東です。東京都心でも35℃まで上がり、今年初めて猛暑日となるでしょう。内陸部では37℃くらいまで上がって、体温超えの暑さとなりそうです。

広く「熱中症警戒アラート」

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気象庁は、熱中症の危険性が極めて高いとして、4日(水)は、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、新潟県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、兵庫県、鳥取県、岡山県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、本県、大分県、鹿児島県、奄美地方に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動があります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。