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きょう3日は全国的に猛烈な暑さでしょう。東京都、神奈川県など27都道県に「熱中症警戒アラート」が発表され、今年最多となっています。屋内、屋外問わず、熱中症には厳重に警戒をしてください。

全国的に猛烈な暑さ 猛暑日地点続出

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きょう3日は全国的に猛烈な暑さになりそうです。特に東北や北陸などは朝から強い日差しが照りつけて、気温がぐんぐん上がる見込みです。北海道や関東甲信、中国、四国、九州、沖縄も雲が多めながらも日差しが出て、最高気温はきのうと同じくらいまで上がりそうです。最高気温は、北海道や東北、北陸を中心に平年よりも大幅に高く、全国のアメダスのおよそ9割で30度以上になるでしょう。また、35度以上の猛暑日の所も続出しそうです。最も高い所では北陸で38度くらいまで上がり、今年これまでで一番の暑さの所もあるでしょう。猛暑日地点は全国のアメダス地点のうち、今年これまでで最も多くなる見込みです。

「熱中症警戒アラート」 東京都・神奈川県など27都道県に 今年最多

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きょう3日、「熱中症警戒アラート」が北海道、岩手県、秋田県、山形県、宮城県、福島県、群馬県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、愛知県、新潟県、富山県、石川県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、福岡県、長崎県、本県、大分県、鹿児島県の27都道県に発表され、今年これまでで最も多くなっています。東京都では7月19日以来、2回目の発表です。各地で危険なレベルの暑さになりますので、屋外だけでなく、屋内でも熱中症に厳重な警戒が必要です。

熱中症警戒アラート 発表時の予防行動

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。