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あす3日は、最高気温は全国的に33℃から35℃くらいの所が多く、猛暑日の地点数はこの夏、最も多くなる見込み。新潟県長岡市は38℃の予想です。熱中症に厳重な警戒が必要です。

各地で危険な暑さ

あす3日の日中の最高気温は、北海道から九州まで33℃から35℃くらいの所が多いでしょう。35℃以上の猛暑日の地点数は、この夏、最も多くなる見込みです(これまで最も多かったのは7月20日の118地点でした)。特に平年と比べて極端に気温が上がるのが北日本や北陸で、新潟県長岡市は38℃、新潟市や山形市、福島市などで37℃、北海道の旭川市でも36℃と体温を超えるような暑さになる所もありそうです。各地の熱中症警戒レベルを見ると、一番上のランクの危険レベルの所がほとんどです。

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新しい生活様式における 熱中症予報行動のポイント

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新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するには、ポイントが5つあります。

①適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。

②できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。

③喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

④エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

⑤日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。

高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。