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31日は、日の差している所が多いですが、所々で雨雲や雷雲が発生しています。天気の急変に注意が必要です。

あちらこちらで雨雲や雷雲が発生

31日は、本州付近は大気の状態が不安定になっています。晴れ間が出ている所が多いですが、所々で雨雲が発生し、雷雲にまで発達しています。

雷は、大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、放電する現象です。放電する際に発生する音が雷鳴で、光が電光です。雲と地上の間で発生する放電を対地放電、つまり落雷といい、雲の中や雲と雲の間などで発生する放電を雲放電といいます。

鹿児島県天城町で、12時52分までの1時間に32.0ミリ、愛知県新城市作手で、13時51分までの1時間に34.5ミリの激しい雨を観測しました。

急な雷雨に注意 局地的に大雨の恐れも

晴れていても、急に雷が鳴り、雨が降る所がある見込みです。局地的に、非常に激しい雨が降り、一気に道路が冠水することもあるでしょう。アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけて下さい。

関東甲信や北陸では、局地的に大雨の恐れもあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。

雷雲の周辺では、竜巻などの突風が発生することもあります。発達した積乱雲が近づく兆しがあるときは、建物の中など、安全な場所に移動して下さい。

tenki.jpの雨雲レーダーや雷レーダーでは、雨雲や雷雲の実況と予想が確認できます。参考になさって下さい。