あす31日も、九州から東北のあちらこちらで雨雲や雷雲がわくでしょう。局地的に大雨の恐れもあります。北海道では晴れて、猛烈な暑さになる所もあるでしょう。
あす31日 九州~東北は所々で雨や雷雨 大雨の恐れも
31日も、本州付近の上空にはこの時期としては冷たい空気が流れ込むでしょう。地上では、日本海の低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。このため、大気の不安定な状態が続くでしょう。
九州から東北では、晴れ間が出る所が多いですが、あちらこちらで雨雲や雷雲がわく見込みです。傘をさしていても濡れてしまうくらい激しい雨が降る所があるでしょう。特に東海や関東甲信では、雨雲が発達しやすく、傘がまったく役に立たないくらい非常に激しい雨が降る所がある見込みです。
31日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、関東甲信地方・北陸地方100ミリ、東北地方80ミリです。局地的に大雨の恐れがあり、土砂災害、低い土地や地下施設への浸水、河川の増水や氾濫に警戒、注意が必要です。
雷雲の周辺では、竜巻などの激しい突風が発生したり、雹(ひょう)が降ったりすることもあります。発達した積乱雲が近づく兆しがあるときは、屋外での活動は危険です。直ちに、建物の中など安全な場所に移動して下さい。
「激しい雨」や「非常に激しい雨」はどんな雨
激しい雨が降ると、道路が一気に川のようになることがあります。浸水した道路を歩くのは、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
車の運転では、アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけて下さい。
非常に激しい雨が降ると、辺り一面が真っ白になり、車を運転することが危険な場合があります。車の運転は無理をしないで下さい。
北海道は晴れて高温続く 東北~九州も厳しい暑さ
北海道では、大体晴れる見込みです。気温は、午前中に30℃を超える所があるでしょう。最高気温は、札幌市や旭川市など35℃前後まで上がる見込みです。
東北から九州の最高気温は、30日と同じくらいか高くなる所が多いでしょう。大阪や名古屋など35℃くらいまで上がる予想です。
屋外で激しい運動などは、危険な場合があります。できるだけ室内で、エアコンを使用するなど涼しくしてお過ごし下さい。