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30日金曜も、猛烈な暑さは止まりません。14時までの最高気温は、山口市で37.2℃を観測し、北海道でも36℃台まで上がった所があり、体温並みの暑さになりました。佐賀市や福岡県久留米市では、1週間連続の猛暑日(最高気温35℃以上)になりました。

北海道でも体温並みの暑さ 1週間連続で猛暑日の所も

30日金曜も、厳しい暑さの所が多くなりました。

14時までの最高気温をみますと、山口市で37.2℃、高知県四万十市西土佐では36.6℃まで上がりました。北海道でも、滝上町で36.5℃、東川町や小平町達布で36.3℃など、体温並みの暑さでした。

また、福岡県久留米市は35.8℃、佐賀市は35.3℃と、どちらも1週間連続の猛暑日(最高気温35℃以上)になりました。さらに、真夏日(最高気温30℃以上)地点数は、7月17日の575地点以来、2週間連続して、500地点以上となりました。

熱中症情報 この先1週間も「危険」や「厳重警戒」

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この全国的な暑さは、この先1週間も続くでしょう。週間熱中症情報を見ますと、「危険」や「厳重警戒」の日が続きそうです。

7月下旬~8月上旬は、平年ですと、一年で最も暑い時期という所が多いので、万全な暑さ対策が欠かせません。

喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。エアコン使用中も、こまめな換気を行い、換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定しましょう。高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。