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30日金曜は、「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」がピークを迎えます。夜の天気は、沖縄、九州~近畿、北陸を中心に晴れて、星空を眺めることができるでしょう。流れ星に願いを託してみては、いかがでしょうか。

「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」流れ星を見つけるには?

30日金曜は「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」の活動が極大となります。見ごろは、極大を中心とした数日の深夜~未明で、30日金曜の深夜~31日土曜の明け方が、おススメです。流れ星の数は、1時間に5個程度と、それほど多くはありませんが、その分、見つけられたらラッキーです。

流れ星を見つけやすいポイントは、2つ。

1つは、月からなるべく離れた方向を眺めることです。今回は、月が夜空を照らすため、流れ星を見つけるには、条件がやや悪いのですが、流星群は、放射点のある方向だけに、流れ星が出現するわけではありません。流れ星は、夜空のどこにでも現れるので、放射点の方向にはあまりこだわらないのが、コツです。できるだけ空が広く見渡せる場所を選んで、空の広い範囲を見るのが良さそうです。

もう1つは、街灯など人工の明かりが少ない場所を選ぶことです。流れ星の光は、空が暗ければ暗いほど、見つけやすくなります。人工の明かりが少ない場所ほど、多くの流れ星を見る可能性が高くなるのです。

気になる天気は?

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気になる30日金曜夜の天気ですが、沖縄や九州~近畿、北陸を中心に、晴れるでしょう。星空指数の高い所が多く、流れ星を見つけるチャンスです。東海や関東から北の太平洋側は雲が広がる所が多いですが、雲の間から、星空が見えることもあるでしょう。

また、今回、流れ星が見られなくても、まだチャンスはあります。8月13日明け方には「ペルセウス座流星群」が極大を迎えます。こちらは1時間に50個程度と、流れ星の数が多く予想され、月明かりもないため、観察には条件がとても良いのです。夏の思い出に、ぜひ、夜空を眺めてみてください。