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台風8号は27日(火)頃に本州に接近、上陸の恐れがあります。警戒期間や警戒ポイントをまとめました。

台風の進路

24日(土)15時現在、台風8号は南鳥島近海を北上しています。このあと、次第に進路を西よりに変えて進み、27日(火)頃に関東や東北南部など本州に接近、上陸の恐れがあります。その後、本州を横断して、28日(水)に日本海へ進む予想です。

まだ、進路や速度に幅があるような状況ですが、連休明けに広く影響を与える恐れがあり、警戒が必要です。

警戒期間と警戒ポイント

【警戒期間】台風が予報円の中心を進む場合、27日(火)に関東や東北南部、北陸、東海を中心に影響を受ける恐れがあります。台風の進む速度はそれほど遅くないため、沖縄に接近中の台風6号のように影響が長期間になることはなく、28日(水)には日本海へ進む予想です。

【警戒ポイント】台風8号は今のところ、急激に発達することはない見込みですが、油断はできません。雨雲の元となる熱帯育ちの暖かく湿った空気を大量に運んでくるでしょう。27日(水)頃は関東や東北南部を中心に台風本体の発達した雨雲がかかる予想です。台風8号は比較的コンパクトなため、台風が接近すると雨や風が急に強まる可能性があります。交通機関への影響にご注意ください。

なお、この予想は24日(土)の資料をもとに作成しています。台風の進路や発達具合によっては影響が変わる可能性があり、最新の台風情報にご注意ください。

台風シーズン 日頃からできる備え

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台風シーズンに入っています。日頃から台風への備えをしておくと良いでしょう。

国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。ハザードマップを確認して、家の周辺で浸水の可能性がある場所や、土砂災害の危険性の高い場所を把握しておきましょう。避難場所も確認してください。避難場所は災害の種類によって異なります。「浸水や土砂災害の場合の避難場所」をしっかり確認するようにしましょう。避難場所までの避難経路を把握し、河川が増水した場合や高潮・高波でも安全に避難できるか確認してください。

また、万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。懐中電灯などの電池が切れていないか確認しておいてください。