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きょうは(7月24日)は満月。7月の満月は英語圏で「バク(雄鹿)ムーン」とも呼ばれます。また、月が土星や木星に接近する天体ショーも楽しめます。夏夜の天体ショーが見られる所は?

7月の満月は「バクムーン」 名前の由来は?

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きょう(7月24日:土曜)は満月、別名「バクムーン」とも呼ばれます。アメリカの先住民が名付けた名前で、ネイディブアメリカンは、各月の満月に季節の名前をつけ農作業や狩猟の目安としていました。ピンクの花が咲き乱れる4月は「ピンクムーン」、イチゴの収穫期の6月は「ストロベリームーン」。そして7月はバク(雄鹿)の角が生え変わることから、バクムーンと呼ばれるようになったそうです。

日本には、中秋の名月、十五夜などの言葉がありますが、各月の満月を表す言葉はありません。英語圏での満月の名前の由来に思いを巡らせながら観察するのも楽しいかもしれません。きょう24日の月の出は、東京で19時23分です。

月が土星や木星に接近

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今夜(24日)は、もう一つ天体ショーが楽しめます。7月24日~25日未明にかけて、南の空で月齢14から15の丸い月と土星が接近して見えます。日没後、東南東に昇り、真夜中に南の空で並んで輝きます。25日未明から明け方まで、月と土星は徐々に近づいていきます。月と土星の左、やや離れたところには木星も明るく見えます。

今夜(24日)の天気は?

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今夜(24日)は、広い範囲で、満月と土星や木星の共演が楽しめるでしょう。午後は、北海道から近畿では山沿いを中心に、にわか雨や雷雨の所がありますが、午後9時以降は範囲は狭くなりそうです。九州は鹿児島や宮崎など南東斜面を中心に雨や雷雨となるでしょう。奄美や沖縄本島は、動きの遅い台風6号の影響で、曇りや雨となりそうです。石垣島など先島諸島は、夜遅くなると天気は回復しそうです。

夏の夜空に輝く満月と惑星の共演、是非、空を見上げてみて下さい。