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台風6号の影響で、沖縄は一部の住家が倒壊するほどの猛烈な風が吹く恐れ。動きが遅いため、暴風となる時間が長く、総雨量が多くなる予想です。日本の南では新たな熱帯低気圧が発生する予想で、動向に注意を。

台風6号 沖縄は大荒れの天気が長引く

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大型で強い台風6号は、発達しながら沖縄の南をゆっくりと北西に進み、24日(土)にかけて非常に強い勢力で先島諸島にかなり接近する見込みです。

22日(木)現在、沖縄地方では暴風が吹いて、猛烈なしけとなっています。台風の発達した雨雲がかかり、激しい雨の降っている所もあります。

今後も台風の動きが遅いため、先島諸島を中心に暴風や猛烈なしけとなる時間が長く、総雨量が多くなる恐れがあります。

特に、先島諸島では、猛烈な風が吹いて、一部の住家が倒壊する恐れがあり、風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも厳重な警戒が必要です。

また、台風の接近と大潮の時期が重なるため、沖縄地方では、23日(金)にかけて潮位が高くなり、海岸や河口付近の低地では浸水や冠水の恐れがあります。高潮にも厳重に警戒してください。

新たな熱帯低気圧が発生へ

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台風6号とは別に、日本の南の海上では今週末にも台風のたまごともいえる熱帯低気圧が発生する予想です。

この熱帯低気圧の発達具合や進路の予想にはまだ幅があります。ただ、来週になると太平洋高気圧が一旦、後退する予想で、本州付近を熱帯低気圧などが通りやすくなる可能性があります。新たな熱帯低気圧は本州付近にも影響を与える恐れがあり、今後の動向に注意が必要です。