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向こう1か月は、気温が平年より高い確率が70パーセントと、暑さが続く可能性が非常に高くなっています。日本海側北部の内陸などを中心に連日のように真夏日を記録するなどといったこともあるでしょう。引き続き熱中症に警戒して下さい。降水量も、特に日本海側では少なめの状態が続きそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(7月24日~7月30日) 気温が平年より高い確率80パーセント

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今日(22日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。来週月曜日(26日)にかけては、太平洋側では雲が広がりやすくなりますが、日本海側やオホーツク海側では日中は概ね晴れる見込みです。向こう1か月の平均気温の高い確率は70パーセントですが、1週目に限ると80パーセントとさらに可能性が高くなっています。日中の強い日差しとともに日本海側北部の内陸を中心に厳しい暑さとなるでしょう。

火曜日(27日)からは湿った空気の流れ込みが強まります。太平洋側を中心に広く雨が降りやすくなるでしょう。太平洋側では久々のまとまった雨となる可能性もあります。しかし、日本海側では降水量の少ない状態が続きそうです。なお、27日頃からは、気温が高いうえに、空気の質も変わってジメジメとしてきます。朝晩も気温の下がりにくい状態となるでしょう。熱帯夜となることもあるかもしれません。寝ている間も汗をかき、さらに寝ている間は水分を補給できないため、脱水症状になりやすくなります。寝る前にコップ1杯の水を飲むなど夜間の熱中症対策も重要になります。

2週目(7月31日~8月6日) 平年で一番暑い時季 その平年よりさらに暑く

高気圧の張り出しが強く、日本海側やオホーツク海側では平年より晴れる日が多くなります。太平洋側では南からの湿った空気の影響で平年と同じように雲の広がる日が多くなりそうです。沿岸を中心に霧や霧雨となる日もあるでしょう。

気温は引き続き平年より高くなります。上空約1500m付近の気温はこの先1か月平年より高い予測となっています。日射の影響で地上が熱せられることにより、日中は内陸を中心に厳しい暑さとなるでしょう。北海道では平年でも最も高い時季となりますが、その平年の状態よりもさらに暑くなりそうです。連日の暑さで体力を奪われるため、しっかり食べて、しっかり寝て、暑さに負けないようにしましょう。

3~4週目(8月7日~8月20日) まだまだ真夏日も?

立秋(8月7日)を迎えて暦の上で秋に入ると、高気圧や気圧の谷の影響を交互に受ける状態となりそうです。平年と同様に天気は数日の周期でかわるでしょう。この頃になると日本海側でもまとまった雨の降る日がある見込みです。

しかし、気温は平年並みか高めの予想となっており、晴れる日はまだまだ内陸を中心に真夏日となることもありそうです。暑さへの注意は引き続き必要となります。