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台風6号はあす23日(金)非常に強い勢力で先島諸島に最接近。新たな台風のたまごにも注意を。この先も西日本を中心に、厳しい暑さが続きそう。

台風6号 あす先島諸島 最接近

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あす23日(金・スポーツの日)は、台風6号が非常に強い勢力で、沖縄県の先島諸島に最接近。宮古島地方は「あす昼過ぎ」、八重山地方は「あす夕方から夜のはじめ頃」に台風が最も近づく予想です。暴風や高波、大雨、高潮に厳重に警戒して下さい。

台風6号は動きが遅いため、暴風や大雨への警戒期間も長くなりそうです。先島諸島では24日(土)にかけて暴風となり、瞬間的には60メートルという「猛烈な風」が吹くでしょう。家屋が倒壊するおそれもあるほどの風です。海上は「猛烈なしけ」となるでしょう。また台風本体の雨雲がかかり続けるため、滝のような「非常に激しい雨」や、息苦しくなるほどの「猛烈な雨」が降りそうです。

前半:23日(金)~29日(木)

この先は次第に高気圧の張り出しが弱くなり、変わりやすい天気となりそうです。九州から北海道は、晴れていても急な雨や雷雨にご注意下さい。極端な暑さは少し落ち着きますが、北海道では平年よりも気温の高い日が多いでしょう。蒸し暑さが増すため、こまめな水分補給など万全の熱中症対策が必要です。

もう1つ注目すべきは、台風のたまごです。あさって24日(土)には、南の海上に新たな台風のたまご・熱帯低気圧が発生する見込みです。この熱帯低気圧は次第に北上して、26日(月)と27日(火)には関東や東北の太平洋側に近づくでしょう。熱帯低気圧の進路予想にはまだ幅がありますが、雨や風が強まるおそれもあります。最新の情報をご確認下さい。

後半:30日(金)~8月4日(水)

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この期間も安定した夏空は続きません。湿った空気の影響を受けやすく、関東など太平洋側を中心に雨雲がかかりやすいでしょう。

また南の海上では雲がまとまっていて、台風が発生しやすい状態が続いています。8月のはじめにかけて台風が立て続けに発生する可能性があり、日本付近に近づくなどした場合は予報が大きく変わるでしょう。

しばらくは西日本ほど気温の高い状態が続き、東海などでも最高気温が35度以上の猛暑日になる日がありそうです。少しずつ暑さによる疲れが蓄積されますので、しっかり食事と睡眠をとって夏バテしないようにして下さい。