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きょう22日(木・海の日)も内陸を中心に体温並みの暑さに。熱中症危険レベルの所も。台風6号が接近している沖縄は大荒れの天気が続き、猛烈な風や大雨に警戒を。

熱中症に厳重な警戒を

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きょう22日(木・海の日)は、二十四節気の「大暑」。梅雨明け直後から猛烈な暑さに見舞われていますが、きょうも全国的に厳しい暑さが続くでしょう。熱中症情報では「危険」レベルの所が多く、対策が欠かせません。

九州から北海道は広く晴れて、ギラギラと日差しが照りつけます。気温も早いペースで上がり、最高気温は35度前後まで上がる所が多いでしょう。京都や埼玉県の谷、山梨県の甲府は、最高気温36度の予想。体温並みの暑さが続きます。

尚、熱中症警戒アラートが福岡県、大分県、広島県、島根県、鳥取県、福井県、石川県、山形県に発表されています。こまめな水分を補給を心がけ、汗をかいたら適度に塩分もとりましょう。室内では冷房や扇風機を使って、涼しくして下さい。

午後 局地的に非常に激しい雨

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この気温の上昇と湿った空気の影響で、大気の状態が不安定になるでしょう。午後は山沿いを中心に雨雲が湧いて、雷雨や滝のような非常に激しい雨の降る所がありそうです。土砂災害や道路の冠水などに注意・警戒をして下さい。

沖縄と奄美 大荒れの天気続く

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大型で強い台風6号は、午前6時現在、宮古島の南南東約160キロをゆっくりとした速さで南西へ進んでいます。このあとも沖縄の南をゆっくりと西よりに進み、夜までには非常に強い勢力に発達。あす23日(金・スポーツの日)にかけて非常に強い勢力で先島諸島にかなり接近する予想です。

きょう22日(木・海の日)は、沖縄では暴風が吹き荒れ、特に先島諸島は猛烈な風が吹き、家屋が倒壊するおそれもあります。海上は猛烈なしけとなるでしょう。奄美も強い風が吹いて、荒れた天気が続きそうです。

また発達した雨雲がかかり続けて、雨量が多くなるでしょう。先島諸島では1時間に80ミリの猛烈な雨が、沖縄本島地方では1時間に40ミリの激しい雨の降るおそれがあります。

風・波・雨の予想

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【風の予想】あす23日(金)にかけて

最大風速(最大瞬間風速)

沖縄 45メートル(60メートル)

奄美 15メートル(25メートル)

【波の予想】あす23日(金)にかけて

沖縄 11メートル

奄美 6メートル

【予想降水量(多い所)】あす23日(金)午前6時まで

沖縄 150ミリ

奄美 100ミリ

※その後もさらに雨量が増える見込み。

沖縄では暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高潮に厳重な警戒が必要です。また奄美では高波に警戒して下さい。台風の接近と大潮の時期が重なるため、沖縄では潮位が高くなりそうです。海岸や河口付近では浸水や冠水のおそれがありますので、危険な場所には近づかないようにして下さい。