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「大型で強い」台風6号は、22日(木)先島諸島に接近、動きが遅いため、暴風や大雨、高波が長引く恐れがあります。

宮古島に接近 暴風が吹き荒れる

22日(木)午前5時現在、「大型で強い」台風6号は、宮古島の南南東約160キロをゆっくりとした速さで西南西に進んでいます。中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速60メートルです。

台風に近い宮古島では、午前1時10分ごろに、最大瞬間風速28.2メートルの風を観測しました。

動きが遅く 影響が長引く恐れ

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「大型で強い」台風6号の特徴は、動きが比較的遅く「影響が長く続く」ことです。

午前5時現在、「大型で強い」台風6号は、「ゆっくり」(時速9キロ以下)とした速さで西南西に進んでいます。今後もあまり速度を上げることなく進むため、同じような所で大雨や暴風が続くことになります。また、今日の午後3時には「非常に強い」勢力まで発達する見込みです。

暴風と高波に警戒

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宮古島地方や八重山地方では、暴風警報が発表されていて、このあとも暴風に警戒が必要です。また、沖縄本島地方と先島諸島は25日にかけて、猛烈なしけや大しけが続く見込みです。

予想される最大風速は以下の通りです。(括弧内は最大瞬間風速)

きょう(22日)

先島諸島で40メートル(60メートル)、

沖縄本島地方で20メートル(30メートル)、

大東島地方で18メートル(30メートル)。

あす(23日)

先島諸島で45メートル(60メートル)、

沖縄本島地方で20メートル(30メートル)、

あさって(24日)

先島諸島で30~40メートル(40~60メートル)、

沖縄本島地方で20~24メートル(25~35メートル)。

予想される波の高さは以下の通りです。(いずれもうねりを伴う)

きょう(22日)

先島諸島で11メートル、

沖縄本島地方で8メートル、

大東島地方で5メートル。

あす(23日)

先島諸島で11メートル、

沖縄本島地方で8メートル、

大東島地方で5メートル。

あさって(24日)

先島諸島で9メートル超える、

沖縄本島地方で6~8メートル、

大東島地方で4~5メートル。

大雨にも警戒が必要

また雨も長く降ることが予想され、総雨量が多くなるおそれもあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒・注意が必要です。

あす(23日)午前6時までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で

先島諸島で150ミリ、

沖縄本島地方で80ミリ。

その後、あさって(24日)午前6時までの24時間は

先島諸島で300~400ミリ、

沖縄本島地方で100~150ミリ。

さらにその後、日曜日(25日)午前6時までの24時間は

先島諸島で100~200ミリ、

沖縄本島地方で100~150ミリとなっています。

台風の進路等によっては、警報級の大雨となるおそれもありますので、最新の気象情報を確認するようにしてください。