メイン画像
メイン画像

北陸地方は4連休も強い日差しと厳しい暑さが続くでしょう。熱中症への警戒を続けてください。また、週末にかけて午後は山沿いを中心に局地的に雷雲が急発達する恐れがあり、天気の急変にも注意が必要です。

北陸 真夏日地点が急増 危険な暑さも 熱中症に要警戒

画像A
画像A

北陸地方では7月14日に去年より18日も早く梅雨明けして以降、真夏日地点が急増し、きょう21日(水)は福井や石川、新潟の広い範囲で「熱中症警戒アラート」が発表され、新潟では5日連続の発表になっています。また、福井の小浜市では、21日15時現在、最高気温が36.9度と体温を超える危険な暑さとなり、3日連続の猛暑日となりました。

そして、あす22日(木)は二十四節気の「大暑」。一年で最も暑い時期にあたり、この先もしばらく真夏日や猛暑日が続く予想です。昼間の厳しい暑さで疲れがたまる一方で、夜間も気温が下がらず寝苦しい夜が多くなりそうです。

疲れがたまることで、熱中症の危険がさらに高まります。昼夜を問わずエアコンや扇風機を適度に使って、部屋を快適に保ちましょう。

こまめな水分補給や休憩を心がけ、夜寝る前にコップ一杯の水を飲むなど、夜間の熱中症にも十分ご注意ください。

週末にかけて雷雲急発達の恐れ

画像B
画像B

上空の寒気や昼間の気温上昇に加え、湿った空気が流れ込みやすくなるため、週末にかけて大気の不安定な状態が続きそうです。午後を中心に所々で雷雲が急発達し、局地的に激しい雨が降ったり、竜巻などの激しい突風の吹く恐れがあります。新潟ではきょう21日15時現在、2日連続で「竜巻注意情報」が発表されています。

4連休や夏休みなどで、海や山など屋外で活動する機会が増える時期です。

急に真っ黒な雲が近づいてきたり、雷が聞こえたり冷たい風が吹き出すような時は、雷雲が近づくサインですので、早めに安全な場所へ避難しましょう。

また、自分がいる場所で雨が降っていなくても、上流で降った雨で河川が急に増水することがあります。屋外での活動は、雨雲レーダーをこまめにチェックし、空や川の様子の変化に気を付けましょう。「tenki.jp」の「知る防災(ゲリラ豪雨や雷に備えて)」も参考にしてください。

週明けは新たな熱帯じょう乱の動向に注意

画像C
画像C

なお、4連休後半は新たな熱帯じょう乱(熱帯低気圧または台風)が日本の南に発生し、週明け26日(月)頃には関東の東海上付近に進んでくる予想です。

まだ、予報に大きな幅がありますが、週明けは熱帯じょう乱の動向によって天気が大きく変わる可能性があります。今後の情報にご注意ください。