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20日火曜も厳しすぎる暑さは止まりません。福島市や甲府市など予想最高気温は、体温並みの37℃の所も。「猛暑日(最高気温35℃以上)」の続く所もありますので、万全な熱中症対策を心がけてください。

20日火曜 続く暑さに 厳重警戒

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19日月曜の日中は、全国的にたっぷりの日差しで、気温がグングン上がりました。

最高気温全国1位は、山梨県甲州市勝沼と岩手県奥州市江刺愛宕で37.3℃、岩手県奥州市江刺愛宕では、観測史上1位の暑さでした。また、福島市や京都市など計6地点で、37℃台まで気温が上がりました。全国的に暑さがレベルアップして、猛暑日(最高気温35℃以上)は、今年初めて100地点を超えました。また、北から南まで、広く暑くなったことで、真夏日(最高気温30℃以上)は、今年初めて700地点を超えて、全アメダスの8割以上に達しました。

この暑さは、20日火曜も続くでしょう。

最高気温は、福島市や甲府市で37℃、盛岡市や京都市で36℃など、体温並みの暑さで、猛暑日の続く所もあるでしょう。「厳しすぎる暑さ」が「続く」ことで、体にこたえそうです。万全な熱中症対策を、心がけてください。

新しい生活様式における 熱中症予報行動のポイント

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新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するには、ポイントが5つあります。

①  適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。

②  できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。

③  喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

④  エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

⑤  日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。

危険な暑さ いつまで?

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この危険な暑さは、いつまで続くのでしょうか。

全国の「週間天気」をみますと、21日水曜も、この時期にしては気温の高い所が多いでしょう。最高気温は、大阪市では36℃と、猛暑日の予想です。22日木曜以降は、猛暑日の地点数は、これまでより少なくなりますが、それでも、九州から関東は33℃前後、東北や北海道は30℃くらいまで、気温の上がる日が続きそうです。

週の中頃からは、猛烈な暑さは少し落ち着くものの、注目すべきは、「予想最低気温」です。沖縄や九州から関東だけでなく、仙台など東北でも25℃近い日があるでしょう。昼間だけでなく、夜も気温が高いので、寝苦しく感じられそうです。夜間の熱中症にも、十分お気をつけください。