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きょう14日からあす15日にかけても大気の状態が非常に不安定です。九州から関東甲信で発雷確率が高くなっています。急な非常に激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風に警戒、注意が必要です。

急な非常に激しい雨に警戒

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きょう14日も上空の寒気と湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定です。上の図のように九州から関東甲信で発雷確率(雷が発生しやすい確率)が高くなっています。

午前11時半現在も山沿いを中心に雨雲や雷雲が発達していますが、午後は平野部も含めて、あちらこちらで雨や雷雨になるでしょう。局地的には滝のような非常に激しい雨やバケツをひっくり返したような激しい雨が降りそうです。非常に激しい雨や激しい雨とは傘が全く役に立たなかったり、道路が一気に川のようになったりしてしまう降り方です。

土砂災害や地下街の浸水、アンダーパスなど道路の冠水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。雨雲レーダーで確認をして、発達した雨雲が近づく場合は、建物の中に移動するようにしましょう。

あす15日にかけても大気の不安定な状態が続き、所々で雨雲や雷雲が発達する予想です。天気の急変にご注意ください。

局地的な大雨が発生した場合の避難のポイントは

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局地的な大雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。

②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。

③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。