メイン画像
メイン画像

あす10日(土)と11日(日)は梅雨前線だけでなく、寒気の影響も受けそう。急速に雨雲が発達して、「ゲリラ豪雨」のような雨の降り方に。真夏日地点も急増するため、熱中症に警戒を。

土曜日 ゲリラ豪雨のような雨

画像A
画像A

関東地方は来週の中頃にかけては、雨の降り方に注意が必要です。この先の雨の降る原因は梅雨前線だけではありません。上空の冷たい空気や気温の上昇の影響を受けるため、「ゲリラ豪雨」のような雨の降り方になる所があるでしょう。

関東地方は、あす10日(土)も雲が多く、雨が降りやすい時間帯は午後。日中は日の差す時間もあって、朝から気温がグンと上がりそうです。最高気温は30度以上の真夏日になる所が多いでしょう。気温が上がるほど雨雲が発達しやすくなり、北部の山沿いを中心に雷を伴って激しい雨の降る所も。道路が冠水するおそれがあるような雨の降り方です。都心など平野部も夕方を中心に雨が降り、ザッと降り方が強まることもあるでしょう。天気の急変に気をつけて下さい。

日曜日も急な雨と暑さに注意

画像B
画像B

あさって11日(日)も梅雨前線が関東に近い所で停滞して、雨が降るでしょう。ただ、晴れマークのない所も晴れ間があり、変わりやすい天気になりそうです。午後ほど雨の降る範囲が広くなり、雨脚の強まる所があるでしょう。外出の予定がある方は、晴雨兼用の傘が活躍しそうです。蒸し暑さも続くでしょう。

来週 にわか雨に注意

画像C
画像C

来週になると梅雨前線の影響は小さくなりますが、上空の冷たい空気や湿った空気の影響で雨が降るでしょう。雨の降り方の特徴は「短い時間に強く降る」です。週末と同様に、気温が上がるほど雨雲や雷雲が発達しやすい状況が続くでしょう。真っ黒な雲が近づく、雷の音がゴロゴロと聞こえる、急に冷たい風が吹くなど、天気の急変のサインを見逃さないようにして下さい。

16日(金)は夏の太平洋高気圧に覆われて、広く晴れる見込みです。関東甲信は、平年(7月19日ごろ)よりも早い梅雨明けになる可能性があります。もし梅雨明けしても、スッキリ晴れて夏空とはいかず、にわか雨や雷雨に気をつけましょう。