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向こう1か月は、平年より高い気温が予想されており、特に期間の前半の7月14日から18日ごろにかけては、かなり高くなる見込みです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(7月10日~16日) ジメジメからムシムシへ

今日(7日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。今週末(10日~11日)は湿った空気が流れ込みやすく、北海道付近にまで前線が北上する可能性があります。日本海側やオホーツク海側で晴れ間があるほかは雲が広がりやすく、太平洋側では雨の降る所もある見込みです。週明け(12日以降)は前線ははっきりしなくなり、日本海側やオホーツク海側を中心に晴れる日がありそうです。

気温は平年並みか高く、湿度が高くなるため、内陸では北海道らしくない蒸し暑さとなる所もありそうです。この夏の訪れは早くなりそうで、扇風機やエアコンなどの冷房器具を適切に使用して、熱中症に注意して下さい。

2週目以降(7月17日~23日) 食中毒を予防するには

日本海側では天気は数日の周期で変わり、太平洋側とオホーツク海側では、曇りの日が多い見込みです。気温は引き続き平年より高く、南から暖気が入ると、厳しい暑さとなる日もあるでしょう。熱中症に加えて、また、生ものの取り扱いなど、食品の管理にも注意が必要です。厚生労働省によると、食中毒予防の三原則は、(菌を)つけない、増やさない、やっつける、とのことです。食品は、手をよく洗ってから扱う、買い物から帰宅したらすぐに冷蔵庫にしまう、よく加熱して食べることなどが重要です。

3~4週目(7月24日~8月9日) 熱中症に注意

日本海側では、引き続き、数日の周期で天気が変わり、太平洋側とオホーツク海側では曇りの日が多くなる見込みです。一時的に上空に寒気が流れ込むと、急なにわか雨になることもあるでしょう。夏の天気の急な変化や落雷などに注意が必要です。

気温は平年並みの見込みですが、本州方面に比べて涼しい北海道でも、一年で最も暑さの厳しい時季に入ります。こまめな水分補給や適切な塩分補給を心がけ、体調管理に注意して下さい。室内でも熱中症になる恐れもあります。風通しをよくして、温度をチェックし、屋外での運動などは休憩をとりながら行うようにして下さい。