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11日(日)にかけては、日本海側を中心に梅雨末期の大雨に警戒。来週は太平洋高気圧が本州付近に張り出し、九州南部など梅雨明けの可能性も。

週末にかけて 梅雨末期の大雨

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あす9日(金)も梅雨前線は本州付近に停滞し、低気圧が日本海を北よりに進む予想です。10日(土)、11日(日)にかけても、梅雨前線が本州付近に停滞するでしょう。前線に向かっては暖かく湿った空気が流れ込み、線状降水帯が発生しやすい状態が続きそうです。

雨の量が多くなるのは、九州北部から北陸、東北。中国地方など、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所もあるため、土砂災害には厳重な警戒が必要です。断続的に雨の降り方が強まるため、雨が小康状態になっても川や田畑の様子などは見に行かないようにしましょう。

きのう7日(水)、きょう8日(木)のように、外が暗い時間に雨のピークを迎えることも考えられます。明るいうちに安全な場所に避難して下さい。

来週は夏の高気圧が主役

13日(火)頃からは夏の太平洋高気圧が勢力を強めて、沖縄だけでなく、九州から東北まで張り出す見込みです。来週は九州南部や九州北部など、梅雨明けする可能性があります。北海道はスッキリ晴れる日が多いでしょう。

近畿から関東などの傘マークは、上空の冷たい空気や湿った空気の影響によるもので、短い時間にザッと降る雨になりそうです。雲の隙間から日が差す見込みで、夏本番の強い日差しが照りつける日も。沖縄や九州から関東は、最高気温は30度以上の真夏日になる所が多く、厳しい暑さが続くでしょう。

夜から朝にかけても気温が下がりにくくなるため、一日を通して熱中症に警戒が必要です。寝る前にコップ一杯の水を飲むなど、夜間の熱中症にもご注意下さい。