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福岡市では7日朝の最低気温が29.2度と、平年より6度近くも高い最低気温となりました。九州は南から蒸し暑い空気が流れ込んでいることなどにより、夜の気温が下がりにくくなっています。夜間、部屋の中でも熱中症になることがありますので、注意が必要です。

福岡 ひと晩中29度台の気温

今週、福岡市の最低気温はかなり高くなっています。福岡市の気温の変化を見ると、6日(火)朝の最低気温は28.1度で、その後、6日(火)日中は32.9度まで気温が上昇。夕方にかけて気温が下がったものの、夜に入ってからは29度台で横ばいになり、7日(水)朝の最低気温は29.2度となりました。

この29.2度という最低気温、平年に比べると6度近くも高く、今年、沖縄なども含め全国で観測された最低気温で最も高い値です。

九州全般に見ても、九州の北に位置する梅雨前線に向かって南から蒸し暑い空気が流れ込んでいるため、夜の気温が下がりにくくなっています。福岡市は都市化の影響も加わり、夜の気温が特に高くなっているものとみられます。

夜も熱中症に注意を

日中はもちろん、夜間、部屋の中でも熱中症になることがありますので、お休み前にコップ1杯程度の水分をとるようにしましょう。また、高齢者は暑さを感じにくい傾向がありますので、温度計で部屋の中の温度を確認し、冷房を適切に使用することが大切です。