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きょう7日の朝にかけて線状降水帯が発生。その後も発達した雨雲がかかり、鳥取県や島根県を中心に記録的な大雨となっています。土砂災害の危険度が高い地域があり、引き続き警戒が必要です。

線状降水帯発生 記録的な大雨

きょう7日も梅雨前線は本州付近に停滞し、活動が活発な状態が続いています。

今朝、中国地方で線状降水帯が発生し、鳥取県や島根県には「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。鳥取県や島根県では記録的な大雨となっています。

13時までの12時間雨量は鳥取県倉吉市で256.0ミリと、たった半日で平年の7月ひと月の雨量を超える雨が降りました。鳥取県大山町塩津では223.5ミリ、島根県出雲空港では166.0ミリと観測史上1位の値を更新しています。

土砂災害に警戒を

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上の図は土砂災害の危険度を示したものです。鳥取県では紫色で示される「極めて危険」な地域があるのが分かります。きょう7日の昼過ぎまで局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みで、引き続き警戒が必要です。

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また、土砂災害は、雨が弱まったり、止んだりした後でも、発生する場合があります。土砂災害の前兆は、斜面のひび割れ、異様な音・におい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出すなどです。このような前兆を見つけた時には、絶対に、斜面に近づかないでください。

河川の増水・氾濫も大雨のピークが過ぎた後に発生する場合があります。雨が弱まっても川には絶対に近づかないでください。