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北陸地方では、今夜は再び雨脚が強まる予想です。これまでの雨で地盤が緩んでいる地域もありますので、土砂災害や河川の増水・氾濫などにご注意ください。

このあと7日にかけて再び雨 明るいうちに対策を

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北陸地方では、梅雨前線の影響で4日から広く雨が降っています。5日昼ごろは雨の止んでいる地域が多いものの、今夜は再び雨脚が強まる予想です。

6日12時までに予想されている雨の量は以下の通りです。

■6日12時までの24時間に予想される雨の量(多い所)

新潟県  30ミリ

富山県  60ミリ

石川県  80ミリ

福井県  80ミリ

7日にかけて再び警報級の大雨になるおそれもありますので、ご注意ください。

これまでの雨で地盤緩む 土砂災害に警戒

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北陸地方では、これまでの雨で地盤が緩んでいる地域があります。土砂災害や河川の増水・氾濫などにご注意ください。

明るいうちに大雨の対策や、避難所への移動をお願いします。

この後も土砂災害に要注意 前兆は

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土砂災害は、雨が弱まったり、止んだりした後でも、発生する場合があります。土砂災害の前兆は、斜面のひび割れ、異様な音・におい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出すなどです。このような前兆を見つけた時には、絶対に、斜面に近づかないでください。

また、河川の増水・氾濫も大雨のピークが過ぎた後に発生する場合があります。雨が弱まっても川には絶対に近づかないでください。

土砂災害の危険を感じて避難するときは

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土砂災害の前兆現象と思われるものがあるときや、いつもと違う不安を感じたときは、避難指示などがなくても早めに土砂災害警戒区域・危険箇所から外に出るようにしましょう。土砂災害は発災してから避難しようとしても、間に合いません。冷静に判断できるうちに、早めの避難行動をとってください。

避難時の服装は用意があればヘルメットを着用しましょう。動きやすい長袖、長ズボン、履きなれたスニーカー(運動靴)で避難してください。(おすすめは紐で締められ、靴底がしっかりしているタイプ。長靴は水が入ってしまうと歩行が困難になるため避けましょう。)避難時に必要なものはリュックに入れて両手を空けておき、できれば軍手を着用してください。

避難する際はできるだけ複数人で避難するようにしましょう。暗くなってからの非難は危険です。気象情報や避難情報をこまめに確認しつつ、明るいうちの避難を心がけましょう。浸水が始まっている場合は、傘や杖などの棒状のものを使って足元を確認しながら慎重に避難してください。

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やむを得ない場合には、建物の斜面とは反対側の2階以上の部屋へ移動しましょう。(土石流が想定される箇所においては、危険な区域の外へ退避する、もしくは堅牢な建物の高層階に避難することが基本です。)

土砂災害は、雨のピークが過ぎて小康状態になっている時や雨がやんだ後にも発生する可能性があります。雨がやんだ後も、避難指示や大雨警報が解除されるまでは、避難場所にとどまりましょう。