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5日(月)も、日本列島の広範囲を雨雲が覆い、道路が川のようになる激しい雨も。大雨が降った所では、少しの雨でも土砂災害に警戒。東海から九州、沖縄で真夏の暑さ。熱中症にも厳重警戒を。

梅雨前線と低気圧のようす

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日本海の低気圧は、ゆっくりとした速度で北海道付近に進む見込みです。

低気圧からのびる前線は梅雨前線で、山陰や北陸などを中心に活動が活発になっています。局地的に1時間に20ミリ以上の強い雨が降っています。前線は、今夜にかけて、中国地方から関東付近に停滞するようになるでしょう。

前線付近を中心に、雨量が多くなり、あす6日朝6時までに予想される雨量は、多い所で、九州北部地方120ミリ、北陸地方、東海地方、中国地方100ミリ、関東甲信地方で60ミリから80ミリで、1時間に30ミリを超える激しい雨の降る所がある見込みです。

その後、あさって7日朝6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、北陸地方、近畿地方、中国地方で50から100ミリが見込まれています。

土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒をなさってください。

きょうの天気 急な雨や雷雨 激しい雨も

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沖縄では夏空が続きますが、八重山地方では夜になって雨の降る所があるでしょう。

九州は、午前中を中心に雨や雷雨があり、朝のうちは激しい雨の降る所がある見込みですが、南部を中心に晴れる所があるでしょう。

四国は、夜になって晴れる所がありますが、雲が多い天気で、雨や雷雨になる所があるでしょう。

中国地方と近畿、北陸は、雨が降りやすいでしょう。午前中を中心にカミナリを伴う所や激しい雨の降る所がある見込みです。

東海と関東甲信は梅雨空が続き、午後を中心にカミナリが鳴ることや激しい雨の降ることがあるでしょう。大雨による災害が発生した地域では、少しの雨でも再び災害が発生するおそれがありますから、今後の雨の降り方に、ご注意ください。

東北は、北部では午前中を中心に雨が降り、南部では午後にかけても降ったりやんだりする見込みです。

北海道は、南部から雨や雷雨の範囲が広がり、1時間に30ミリを超える激しい雨の降る所があるでしょう。

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きょうの気温 夏日真夏日で蒸し暑さ 北海道はひんやり感

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沖縄と九州から東海にかけては、きょうも30℃以上の真夏日になる所があるでしょう。

山陰と北陸では、きのうより低くなりそうですが、30℃近い所もあり蒸し暑くなるでしょう。

関東甲信と東北では、きのうより高くなる所が多いでしょう。蒸し暑さがアップする見込みです。

熱中症のリスクが高くなりますから、こまめな水分補給や意識的な休憩をなさってください。周りの人から離れた場所ではマスクを外して、一息入れましょう。

北海道は、きのう真夏並みの暑さになった所も、暑さは和らぎます。

沖縄や九州、四国に熱中症警戒アラート

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けさ早く、沖縄や九州、四国で「熱中症警戒アラート」が発表された地方や県があります。(午前7時現在、沖縄本島地方、八重山地方、鹿児島県(奄美地方を除く)、宮崎県、本県、長崎県、徳島県)

熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されています。

きょうの外出はできる限り避け、室内をエアコンなどで涼しい環境にして、お過ごしください。

また、「特別の場合」以外は、運動は行わないようにすること、身近な場所での暑さ指数を確認して熱中症予防のための行動をとることを心がけてください。

*「特別の場合」とは、医師、看護師、熱中症の対応について知識があり一次救命処置が実施できる者のいずれかを常駐させ、救護所の設置、及び救急搬送体制の対策を講じた場合、涼しい屋内で運動する場合などのことです。

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