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向こう1か月は、暖かい空気に覆われる日が多いため、気温は平年並みか高めでしょう。暑さ対策が必要になる日が多くなりそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

1週目(7月3日~9日) 熱中症や食中毒に注意

今日(1日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。今週末(3~4日)は高気圧の圏内で、日本海側を中心に晴れ間の出る所が多くなる見込みです。月曜日(5日)以降は、曇りや雨のすっきりしない天気になる所が多くなりそうです。

気温は平年並みか高く、日中は内陸で30度近くまで上がる日もあるでしょう。カラっとした暑さというよりは、湿った空気の影響でムシムシしそうです。実際の気温以上に暑く感じられることもあるため、意識的に水分を補給するなど熱中症対策を心がけ、食品の管理などにも十分注意してください。

2週目(7月10日~16日) 暑さの続く所も

日本海側は、数日の周期で天気が変わるでしょう。太平洋側とオホーツク海側は気圧の谷や湿った空気の影響で、平年と同様に曇りの日が多く、沿岸などでは霧がかかることもありそうです。少ない日差しを有効に使えるとよいでしょう。

気温は、太平洋側は平年並みですが、日本海側とオホーツク海側は平年並みか高めとなる見込みです。この時期は、札幌や旭川など内陸で、平年でも最高気温が25度を超える所が多くなります。特に、マスクをしていると喉の渇きを感じにくいといわれています。喉が渇く前に水分を補給したり、屋外で人との距離が十分離れている場合はマスクを外して休憩するなど、暑さへの対策を心がけるようにしてください。

3~4週目(7月17日~30日) 梅雨前線の動きに注意!?

特に太平洋側やオホーツク海側は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りの日が多くなるでしょう。気温は平年並みの見込みです。

なお、例年のこの時期は梅雨前線が北上する影響で、北海道にも湿った空気が入ることが多くなります。この期間に予想される降水量は平年並みとなっていますが、梅雨前線が北上した場合は、太平洋側を中心に雨が降ることもあり、雨の量が多くなる恐れもあります。日々の天気予報を確認し、前線の位置なども気にしておくとよさそうです。