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29日、沖縄には、前線に伴う発達した雨雲がかかっています。今後、雨は一旦弱まったり、止んだりすることがありますが、再び雨脚が強まることがあるでしょう。引き続き、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

沖縄 那覇市などで激しい雨 12時間で200ミリを超えた所も

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29日、南西諸島付近に前線が停滞しています。気象庁は、午前3時前、沖縄本島北部で、線状降水帯による非常に激しい雨が、同じ場所で降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

沖縄本島北部にかかっていた発達した雨雲は、中南部に移ってきており、9時20分までの1時間に、那覇市で48.0ミリの激しい雨を観測しました。

10時までの12時間降水量は、粟国空港で284.5ミリ、名護市で216.0ミリを観測し、名護市では、1976年の統計開始以来、6月の1位の値を更新しました。

沖縄 再び雨脚が強まることも 土砂災害などに厳重警戒

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29日、前線は、引き続き南西諸島に停滞するでしょう。沖縄では、雨は弱まったり、一旦止んだりする時間もありますが、再び雨脚が強まることがあるでしょう。局地的に雷を伴って、激しい雨が降る見込みです。これまでの雨で地盤が緩み、土砂災害や洪水による災害発生の危険度が高まっています。厳重に警戒して下さい。