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28日(月)も広く大気の状態が不安定です。沖縄や九州から北海道は所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。非常に激しい雨の降る所もありそうです。7月に入ると、梅雨前線が北上し、いよいよ梅雨の最盛期に。

月曜日も広く大気の状態が不安定に

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28日(月)も梅雨前線は南西諸島から本州の南に停滞するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化しそうです。また、西日本から北日本にかけて上空の寒気や湿った空気の影響で、大気の状態が不安定でしょう。所々で雨雲や雷雲が発達し、滝のような非常には激しい雨の降る所もありそうです。

月曜日の各地の天気は?

沖縄は断続的に雨が降り、カミナリを伴って、雨脚の強まることもあるでしょう。奄美や九州南部は雨や雷雨で、局地的に滝のような非常に激しい雨が降りそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。

九州北部や中国、四国、北陸も雲の多い天気で、一時的に雨や雷雨の所があるでしょう。ザッと雨脚の強まることもありそうです。近畿や東海は夕方から次第に雨が降るでしょう。外出の際は雨具をお持ちください。関東は夜になると南部を中心に雨が降るでしょう。東北は晴れ間がでますが、太平洋側では朝晩は雨雲のかかる所がありそうです。北海道は日中はおおむね晴れるでしょう。ただ、一部でにわか雨がありそうです。

この先 梅雨の最盛期へ

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梅雨前線は未だ南西諸島付近に停滞し、沖縄の梅雨明けは平年(6月21日ごろ)より遅れています。6月いっぱいはまだ雨の降る日が多く、沖縄の梅雨明けは7月にずれ込む可能性が高くなっています。ただ、7月3日ごろからは晴れ間の出る日もでてきそうです。

沖縄の梅雨明けが近づいてくると、本州付近は梅雨の最盛期に入ります。これまでは上空の寒気や湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、雨が降ることが多くなりましたが、7月に入ると梅雨前線が次第に本州付近まで北上するでしょう。

前線が停滞するようになると、広い範囲で雨が続くようになります。また、球磨川や筑後川、飛騨川、江の川、最上川といった大河川での氾濫が相次いだ昨年の「令和2年7月豪雨」のように、梅雨の最盛期は災害につながるような大雨に度々見舞われる時期です。大雨に備えて、事前に非常持ち出し袋やハザードマップの確認をしておきましょう。