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27日日曜は台風5号は本州から離れて北上しますが、油断はできません。全国的に傘が必要で、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達するでしょう。北と南で特に暑く、北海道は真夏日の所もありますが、東京の最高気温は5月並みになりそうです。

天気のポイントは?

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6月最後の日曜、天気のポイントは「全国的に傘が必要」ということです。

台風5号は、小笠原諸島から遠ざかり、本州から離れて北上する予想ですが、油断はできません。

梅雨前線の活動が活発になるため、沖縄は梅雨空で、雷の鳴る所があるでしょう。九州南部や奄美・伊豆諸島では、所々で雷を伴い、雨が激しく降りそうです。特に、伊豆諸島では、28日月曜にかけて大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、突風にも注意が必要です。

また、北海道から九州北部にかけては、予想天気図では、千島近海に中心をもつ高気圧に覆われるように見えますが、上空に寒気が入ることによって、上空と地上との「気温差」が大きくなりそうです。

そのため、27日日曜も大気の状態が不安定になり、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達するでしょう。北海道や東北、信越、東海では、昼頃から、雨が激しく降る所もありますので、天気の急な変化にお気を付けください。傘マークがない所でも、急な雨に備えて、雨具をお持ちになると安心です。

気温のポイントは?

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そして、気温のポイントは「北と南で特に暑くなること」です。

最高気温は、北海道や沖縄では、30℃前後まで上がるでしょう。沖縄県の八重山地方では、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測され「熱中症警戒アラート」が発表されています。外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして、お過ごしください。

また、熱中症情報を見ると、那覇や福岡は上から2番目の「厳重警戒」、札幌や仙台、新潟でも「警戒」レベルとなっています。マスクをしていると、喉の渇きを感じにくくなりますが、こまめな水分補給を心がけるとともに、屋外で、周りの方と2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして休憩をとってください。

一方、東京は、26日土曜ほど気温が上がらず、27日日曜の最高気温は5月並みでしょう。北東からの涼しい風が吹き、昼間も気温はあまり上がりません。さらに昼前から雨が降りますので、雨に濡れて、体調を崩さないよう、ご注意ください。