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台風5号はきょう(25日)午後3時に「強い」勢力に発達しました。今後、勢力を維持したまま北上を続け、週末は小笠原諸島に近づく見込みです。その後、本州付近に近づく可能性は低くなったものの、関東から九州では週末から週明けにかけて雨が強まる恐れがあります。

週末は小笠原諸島で強風、高波に注意

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台風5号はきょう(25日)午後3時に「強い」勢力となり、日本の南の海上を時速20キロで北北西に進んでいます。中心気圧は980hPa、中心付近の最大瞬間風速は50m/sとなっています。

今後も北上を続けて、あす(26日)夜からあさって(27日)昼頃に小笠原諸島に近づく恐れがあります。小笠原諸島では週末は風が強まり、海上はうねりを伴ってしける見込みです。今後の情報にご注意ください。

本州付近も大雨の恐れ

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台風はその後、スピードを上げて北上し、28日(月)の午後には日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。だんだんと本州からは離れて進む予想に変わってきていますが、週末には梅雨前線の活動が活発になる見込みです。

あさって(27日)から28日(月)にかけては、関東から九州の太平洋側には梅雨前線に伴う発達した雨雲がかかる恐れがあります。用水路など溢れやすい川や、冠水しやすいアンダーパス、崩れやすい急な斜面など、被害の出やすい場所を予め確認しておきましょう。